自分の“気”は人に伝わる。明るくふるまうのは、縁ある人と心地よい時間を過ごしたいから

「人と楽しく、ほがらかに生きる」習慣をひとつずつ紹介していきます。今回は「明るくふるまう」ことについて。

池田園子

2022/1/30

こんにちは。「プレスラボ」という、東京にある編集プロダクションの経営をしながら、編集者としても活動している池田園子(Twitter:@sonokoikeda)です。
▼前回記事(28本目)はこちらから
「楽しく、ほがらかに生きる」という大テーマで、私が実践している「人と接するときの習慣=人と楽しく、ほがらかに生きる習慣」習慣を一つひとつ紹介しています。
4個目の習慣は「明るくふるまう」です。

「自分のトーン、暗い」と気づいた瞬間

明るくふるまう、なんて、わざわざ書くような習慣ではないかもしれません。子どもの頃から「明るく、元気に」みたいな言葉はたびたび見聞きしてきました。
明るく、元気にいることは、人と関わる上で重要だと、私たちは再三にわたり意識づけられてきたと思います。
ただ、自分自身のふるまいをできるだけ客観的に見てみると、明るさや元気さが少なく感じられることも。
例えば、2020年以降、オンライン会議が増えたため、自分の表情を見る機会も増加しました。そんなときに「あれ? なんだかトーンが暗いな」と気づくわけです。

オンラインは明るさ確認のいい機会

原因は声のトーンや表情(目、口元)、動作など、いろいろありますが、特にオンラインでは対面と比べると情報量が少ないため、明るさや元気さをより意識的に見せる必要があるなと、2020年初頭に感じたものです。
多くの人が当時、特に自分の表情を見て「思ったよりも仏頂面をしていた」とか「笑顔が少ない」など、自分で持っていた自己イメージとのギャップに直面したのではないでしょうか。
それからは意識的に口角を上げて、目元から微笑むようになりました。口だけ笑うのは怖いので、目尻もゆるめておく、というように。
マスクをして誰かと会話をするときや電話をするときも、同様の意識をしています。そうすると声も楽しそうな響きを帯びるのです。
仕事関係のオンライン会議や私用のオンライン通話で、自分の顔を目にする機会が何百回もあると、常にチェックや実践ができます。

「明るく、元気」を通常モードに

それにしても、なぜ今さら「明るく、元気に振る舞う」といった、対人関係における基本を話しているかというと、自分が出しているそういった“気”は伝播すると、つくづく実感するからです。
ニコニコしていると「楽しそう」だと言われ、それほど元気な様子ではなかった相手のエネルギーが上がる瞬間を見ることもあります。
最初は硬めな態度をとっているように見えた人も、こちらが明るく、元気なモードで向き合っていると、態度が次第に軟化して笑顔を見せるようになるといったことも見てきました。
同じように、負(ネガティブ)の気も伝わります。どよーんとした空気が、その場までなんとなく暗めにしてしまうのと同じです。
何かがあって落ち込んでいるときに、元気でいるのは難しいですが、それ以外のときは明るく、元気でいることを「通常モード」にしていたいと思っています。

たとえ一期一会でも。出会う人は皆、縁がある人だから

地球上にいるおよそ79億人のなかで、たとえ一度でもコミュニケーションをとった相手とは、何らかの縁があるといえます。2回目に関わることはなかったとしても。
そう思うと、縁あって巡り合い、会話を交わすに至っているならば、お互い心地よい時間を過ごせたらと願うのです。
先日、銀座のAppleストアに行った際、4階(Apple製品の修理やサポートをしてくれるGenius Bar)に向かうエレベーターに乗りました。
乗り合わせたのは男性と私。ふたりとも「閉」ボタンを探し、心の中で「あれ、ボタンがないぞ?」と困惑しているうちに、ドアが自動で閉まりました。

明るい会話で、温かい気持ちになる

その瞬間、私「閉がないんですね〜。一生懸命探しました(笑)」、男性「僕も、あれ? ってなってました(笑)。4階まで直通だからないんですかねえ」と少し会話。
ゆっくり上がっていくエレベーターが4階に着く頃、私「わ、賑わってる〜」、男性「予約はされてないんですか?」、私「しました(笑顔)。してますよね?」、男性「してます。ふふ。どうぞ(と先に通してくれるジェスチャー)」と数秒程度の会話。
トータルで10秒そこらの時間だったと思いますが、見知らぬ人同士ながらも、お互い目元から笑ういい顔と声で、何気ない会話を交わしたおかげで、店に入る瞬間もどこか温かい気持ちになっていました。最近心に残った、ちょっとしたエピソードでした。
また来週お会いしましょう。お読みいただき、ありがとうございました!

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