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「楽しく、ほがらかに生きる」という大テーマで、私が実践している「人と接するときの習慣=人と楽しく、ほがらかに生きる習慣」習慣を一つひとつ紹介しています。
6個目の習慣は「メッセージに元気をのせる」です。
「!」の多用は先輩からうつった

大好きな先輩のひとりが、メッセージに必ずと言っていいほど「!」を使う人でした。先輩とやりとりしたテキストのほとんどに「!」が付いていたのを今でも覚えています。
「ありがと!」「いいよ!」「そのちゃん!」「それはやばい!」などなど……。先輩の周囲にいる私が好きだった人たちも「!」を多用するタイプでした。
総じて面白くて、エネルギーがあって、溌剌としていて、好奇心旺盛で、といった魅力的な人たち。
新卒で入った会社で社会人としての基礎が作られるように、テキストメッセージのベースも、社会に出て初めてできた先輩たちとコミュニケーションするなかで、作られたと思っています。
「ちょっとやかましい?」と気づいてから

つまり、私も自然と「!」をよく使うようになったというわけです。どうしても「。」では出ない元気感やエネルギーあふれる印象が「!」では出ます。
「こんにちは!」「〜〜ということに決まりました!」「よろしくお願いします!」という具合に。
ただ、いつだったかは曖昧ですが、誰かと「『!』が多すぎるメッセージはやかましく見える(笑)」という話をしたとき、「あっ、私やかましい側だ!」と気づいて、「!」の量は減らしました。
メッセージ1通につき、最初と最後にふたつ使うくらいでしょうか。あるいは最初と最後にどちらかひとつ。
「!」を使わないときも

仕事でメッセージのやりとりをする人を観察していると、(あくまで私が思う)感じのいい人は一度のやりとりにひとつかふたつは「!」を使っていることに気づきました。
「!」を使わず「。」のみの、淡々とした落ち着いたメッセージをくれる人にも、当然感じのいい人はいます。その人には「。」が似合っていて、しっくりくるんだよね、というような。
「。」の人に対しては、その人に合わせることもあります。「!」を使わない代わりに、テキストの内容で元気をのせることにしています。
たとえば、「うれしいです」「思い出してくださり、ありがとうございます」「楽しみです」みたいな言葉を使う、というように。
「なんか元気な人だな」と笑ってほしい

ただ、これからも「!」は使いつづけると思います。元気やポジティブな思いを視覚的にも伝えたい、という考えがあるからです。
それに、かつて先輩から「!」付きのメッセージでエネルギーをもらったように、私も自分のメッセージを受け取る人にささやかな元気を届けたいと思っています。
日々、膨大なメッセージをやりとりするなかで、「なんかこの人元気だな(笑)」と笑えるものが少しくらいはあってもいいのでは、と。
また来週お会いしましょう。お読みいただき、ありがとうございました!