「新鮮」だから喜ばれて、自分も温かい気持ちになる。手紙のすすめ

「新鮮」だから喜ばれて、自分も温かい気持ちになる。手紙のすすめ

「楽しく、ほがらかに生きる」習慣をひとつずつ紹介していきます。今回は「手紙を書く」ことについて。

2021/12/18

こんにちは。「プレスラボ」という、東京にある編集プロダクションの経営をしながら、編集者としても活動している池田園子(Twitter:@sonokoikeda)です。
▼前回記事(22本目)はこちらから
「楽しく、ほがらかに生きる」という大テーマで、私が実践している「楽しく、ほがらかに生きる」習慣を一つひとつ紹介しています。
18個目の習慣は「手紙を書く」です。

あえて手紙を書く、ふたつの理由

突然ですが、最近、皆さんが手紙を書いたのはいつですか? 手書きなんてしなくても、LINEやメッセンジャーでやりとりできるけど? と思う人も多いかもしれません。
その通りだと思います。それでも私はときどき手紙を書きます。一体なぜ、手間のかかる直筆で、さらには切手代や時間など、コストのかかる手紙を書くのか——。
理由は大きくふたつあります。「新鮮」に感じて相手が喜んでくれること、その気持ちを伝えてもらえて自分の心も温かくなること。だから気が向いたときに、ペンをとります。

届くまで、時間はかかるけれど

手紙はLINEやメッセンジャーなど、一瞬で送信できるものとは異なり、書き始めてから届くまで、じつに時間を要します。
2021年10月には、郵便局が土曜日の配達をとりやめたため、配達にかかる日数が今までよりも1日〜最大で3日かかるようになりました。
それもあり、タイミング次第では、屋久島から出した葉書が4〜5日後、ようやく関西エリアに届く、ということもあるわけです(経験済み)。

メッセージのやりとりにはない気づきも

手紙は主に、旅先から大阪に住むパートナーに向けて書いています。月に一通以上は彼や友人、お世話になっている人などに手紙を書くようになったのは、彼の影響です。
今もときどき書いてくれますが、パートナーシップを結ぶ前、彼は私にたびたび手紙を書いてくれていました。もちろんメッセージのやりとりもしていましたが、自筆の手紙は電子的なやりとりとは全然違います。
「こんな字を書くのか」「素敵な言葉選びだな。温かみのあるこの字と相まって、いい味わいを出しているなあ」など、無機質なメッセージのやりとりでは得られない感想を抱くのも、手紙の醍醐味です。

気負わないポストカードを選ぶ

手紙で長文を書くとなると、文字を書く機会が少なくなっている今、書く前から疲れてしまうので、普段はポストカードに100〜200文字程度をさらりと書く程度。
最も直近では、彼と毎年ポインセチアを送ってくれる知人にクリスマスカードを送りました。手紙といえば、営業系の内容や役所からの事務連絡が大半なためか、とても感激してもらえます。
受け取った相手の喜びは私にも伝わってきて、その日1日を温かい気持ちで過ごすことができます。短文でOKなポストカードでの手紙なら、気軽に試せるはずです。大事な人に送ってみてはいかがでしょうか。
また来週お会いしましょう。お読みいただき、ありがとうございました!

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