代用できないか考える。少ないモノで生きるために【“住”にまつわる楽しく、ほがらかな習慣08】

代用できないか考える。少ないモノで生きるために【“住”にまつわる楽しく、ほがらかな習慣08】

「楽しく、ほがらかに生きる」習慣をひとつずつ紹介していきます。今回は「代用できないか考える」ことについて。

2022/7/16

こんにちは。「プレスラボ」という、東京にある編集プロダクションの経営をしながら、編集者としても活動している池田園子(Twitter:@sonokoikeda)です。
▼前回記事(52本目)はこちらから
「楽しく、ほがらかに生きる」という大テーマで、私が実践している「“住”にまつわる習慣」を一つひとつ紹介しています。
8個目の習慣は「代用できないか考える」です。

いろいろなタオルがバスマット代わりに

家に「バスマット」がありません。そう、お風呂から出て乗って、水気を吸ってもらうための「お風呂上がり専用マット」。
以前は使っていましたが、今はいろいろなタオルがバスマットと化します。というのも、お風呂場と隣接する洗面所に、汚れた洗濯物を入れるかごがあるんです。
そこに入れた「洗濯待ち」のものたち——キッチンで洗い物の水気を切るために敷いておいたリネンタオルやトイレにかけていた手拭きタオル、昼間シャワーを浴びて使ったタオルなどなど——を適当に引き抜いて、バスマット代わりに使うのです。
バスマットとしての役目を終えたそのタオルは再びかごに戻して、翌日洗濯機に入れるだけ。バスマットはほんの数分しか使わないので、そうやって代用すればいいやと思いました。

顔に使えるものは膣にも使える発想

「化粧水」も顔用のものを膣まわりにも使っています。「膣まわりも乾燥するしケアが必要」と知ったのは6年ほど前。
その頃から「膣まわり専用ケアアイテム」が市場で目立つようになりました。「それ専用」のものはいただきものがあれば使っていましたが、自分では買っていません。
膣まわりも皮膚の一部でしょう、と捉えているので、顔に安心して使える化粧水なら膣まわりに使っても問題ないでしょう、という大雑把な考え方です。
けっこう高価な専用品を買うのも躊躇われる(お金には限りがあるので別のことに使いたい)し、洗面所にこれ以上ものを増やしたくないという気持ちも大いにあります。

速乾・軽いTシャツは旅でも活躍

「トレーニングウェア」もトレーニングだけで使うのではなく、旅先で活用することもあります。特に速乾性が高くて薄いウェアは、旅先で荷物を軽くするのにも重宝するからです。
ワークマンで買ったTシャツは、キックボクシングジムやランニング時に着るのはもちろん、旅行先にも部屋着・パジャマ代わりに持っていきます。
ランニング用として買ったハーフパンツは、家の中で過ごしているときや寝るときなどにも穿いています。

使い道を限定しなければ、少なく生きられる

他にもあります。使い終わった歯ブラシをお風呂場やキッチンシンクを洗うブラシに使う(それ専用のは買わない)、塩・砂糖をボディスクラブ代わりに使う、など。
こうやってあらゆるものを「◯◯用!」と使途を限定せず、いろいろなシーンで使うことにしています。
ひとつのものを使い回すメリットを挙げてみます。まず、持ち物を少なくすることができます。シンプルに生きたい人にとって、なるべく持たずに生きるのは大事なこと。
「今あるものを使って、これができないだろうか?」と考えることもできます。「あれを買えば解決する」とすぐにAmazonを開くこともできますが、あれこれ考えを巡らすのは普段使わない頭の一部を使うチャンスです。
また来週お会いしましょう。お読みいただき、ありがとうございました!

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