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「楽しく、ほがらかに生きる」という大テーマで、私が実践している「消費者としての習慣」を一つひとつ紹介しています。
6つ目の習慣は「楽しい時間は小分けにする」です。
バーといえばBAR BOSSA
バーに通う習慣はないのですが、唯一、渋谷にある老舗バー「BAR BOSSA」には、ならすと一年に一度くらいの頻度で訪れていました。東京にいたときの話です。
マスター林伸次さんのnoteを購読していて、林さんやBAR BOSSAの日常を覗いていて、勝手ながら親しみを感じていること、私が編集者、林さんが著者さんという関係性で仕事をご一緒したことがあることなど、つながりを持っているのが理由で、ごく稀にですが足を運んでいたのです。
駒込に住んでいて、渋谷で仕事が入ることもなく、渋谷自体そもそも行く機会がないので、ごく稀に日が暮れた頃に渋谷で用が終わったタイミングなどは、ひとりでふらっと行っていました(前もって予約して人と一緒に行くこともありました)。
ひとりだと30分〜1時間を目安に
ひとりで行ったときは、そのときのお客さんの多さ次第ですが、1時間を目処に店を出ることにしていました。お酒が強くない私は、ひとりだとそう多くの注文はできないので、それくらいが妥当かなあと。
(誰かと行ったときは1.5〜長くて2時間くらい滞在します。もちろん状況によるので、混んでいたらサクッと。それぞれお酒を2杯、つまみを2点ほど注文します)
バーではなく、カフェに行くときも同様です。ひとりだと30〜40分を基準として、ドリンクを1杯オーダーし、店を出ることにしています(カフェで仕事をするときはその限りではありません)。
毎日に少しでも「楽しい」を散りばめたい
あまり長く滞在しないのには理由があります。「楽しい時間を小分けにしたい」と考えているからです。
特に、好きな店で過ごす時間というのは、自分にとって格別なひとときです。1日でそんな幸福を味わいすぎるのはもったいない、とも思っています。
だから、少しだけ味わって、また別の日に訪れる——。そんなふうに楽しみを切り分けることで、毎日に楽しみを散りばめることを心がけてもいるのです。
自分もお店も幸せに
店にとっても、こまめに訪れてくれるお客さんはうれしい存在だと思います。時々訪れて適度な時間でさっと退席するお客さんは優良顧客の部類に入るとも想像できます。
そして、店も新規顧客を取り入れる必要があります。既存顧客が「席をあける」ことで別の顧客が入ってくるスペースができます。
「表」の目的は自分自身が「楽しい時間を小分けにする」ことですが、「裏」目的も店に貢献することにつながり、お互いにとっていいことだとも思うのです。
また来週お会いしましょう。お読みいただき、ありがとうございました!