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「楽しく、ほがらかに生きる」という大テーマで、私が実践している「消費者としての習慣」を一つひとつ紹介しています。
9つ目の習慣は「いいなと思ったら、頼りにする」です。
大事な子どもに絵本を送ったら
私が住んでいるところの近くに「Books cyan」という絵本の店があります。店主は知人であるユウミハイフィールドさん。
東京にいた頃、私は子ども食堂を運営していました。子ども食堂きっかけで仲良くなり、ご近所付き合いをしていた家の子どもが誕生日を迎えることもあり、3月半ばに一度Books cyanを訪れました。
その子の特徴やタイプ、そして絵本を通じてこんなモノを得てくれたらいいなという私なりの希望を伝えて、ユウミさんに何冊かピックアップしてもらい、そこから選び抜いた2冊を送ったところ、とても喜ばれたものです。
『ハグタイム』で朝のハグが習慣に
お母さんからのLINEによると、うち1冊の『ハグタイム』は相当気に入ったようで、その子はお母さんに日に何度も「『ハグタイム』読んで」とリクエストし、「朝出かける前にハグするのが習慣になりました♡」とのこと。
もう1冊は少し大人っぽい絵本なので、読み聞かせが発生するのは当分先かもしれません。それでもそのエピソードはとてもうれしく、ユウミさんにも感謝の気持ちと共にシェアしました。
さらにその後、お母さんからLINEで「学校に各家庭から『おすすめの絵本』を推薦する機会があり『ハグタイム』を進めたところ、学校の課題図書になりました!」という喜びの連絡も。最高です。
絵本といえばこの店、この店主
ユウミさんにセレクトしてもらった本で、その子もお母さんも私もハッピーな気持ちになったわけで、私は真摯に絵本を選んでくれたユウミさん、Books cyanという店をいいなと思ったのです。
そこで、ある日突然店を訪れて、今度は別のご家庭に遊びに行く機会があり、〜〜なタイプの子どもに本をセレクトしてもらえませんかとオーダー。
絵本といえば、この人、この店がいいから思いっきり頼りにしよう! という気満々で、絵本ニーズが発生したときは駆け込むことにしたのです。
店と客との間で生まれる好循環
そうやって頼りにすると、店主や店との継続的な関係が生まれます。「あの本は〜〜な風に喜ばれた」「渡した相手からは〜〜な反応があった」などのフィードバックもしやすくなります。
そういった情報を他のお客さんに対しても生かしてくれるかもしれません。そして何より、店主も喜んでくれて、行く度に真剣に本を選んでくれると思うのです。好循環しか生まれない!
また来週お会いしましょう。お読みいただき、ありがとうございました!